まず、給湯器には号数があり、それによって出湯量が異なるので、そこに住む家族の人数に合わせて号数を選択しましょう。ちなみに、ファミリー世帯では一般的に24号が選ばれ、2人世帯なら20号、独身世帯なら16号が一般的に使用されています。
最近の給湯器にはいろいろな機能が備わっているので、給湯器にどのような機能が付いているかをよく調べてから商品選びを行いましょう。
たとえば、オートタイプの給湯器は湯はりや追い焚きは自動でしてくれますが、足し湯は手動で行わなくてはいけません。配管の洗浄機能も備わっていませんが、フルオートタイプならこれらの工程を全て自動で処理してくれます。
また、給湯器にはエコキュートやエコジョーズなどの環境性能や省エネ性能に優れたタイプもラインナップされています。一般的な給湯器に比べると購入価格はどうしても高くなりますが、ランニングコストのことを考えればエコキュートやエコジョーズを選択した方が良いと思います。
給湯器の交換を依頼する業者には、家のリフォームをお願いする施工会社の他にも、ガス会社、メーカー、ホームセンター、給湯器を専門に取り扱っている販売・修理会社などがあります。
依頼先によって対応の良さや給湯器に関する知識や交換の際の技術や価格も変わります。どこが良いとは一概には言えませんが、同じ給湯器を選択しても価格やアフターサービスや保証面などでも大きな違いが出てしまうことがありますので、それらの点をきちんと比較して取引先を決めましょう。