給湯器にはどんな種類があってどのように選べば良いの?
最近給湯器の調子が悪くて、最初は異音がしてきて、先日はシャワーを浴びている最中にお湯の温度が低くなり、それが頻繁に繰り返されているのが現状です。 そのことを友人に話すと、何年今の給湯器を使っているか聞かれて、もう10年近くになると答えたら、寿命を迎えているので壊れる前に交換した方が良いと言われてしまいました。 給湯器を交換するのは初めての経験で、全く知識がないのですが、給湯器にはどんな種類があって、何を基準に選べば良いか教えてください。 |
給湯器の機能で選ぶのが基本となります
給湯器はいろいろなメーカーから発売されていて、メーカーによる違いの他にも、大きさや熱源などの種類があります。 熱源とはどんなエネルギーを使ってお湯を温めているかということで、主にはガスと電気と石油の3種類があります。さらに2つ以上の熱源を組み合わせたハイブリッド給湯器などもあります。 ガス給湯器は給油力が高い、電気給湯器はタイマー式でお湯を沸かす、石油給湯器は寒冷地におすすめなどの特徴がありますが、給湯器を選ぶときには、現在使用している給湯器から設置可能なものを選ぶのがポイントになります。 持ち家ならいずれの種類でも設置することは可能ですが、熱源が異なる給湯器を選んでしまうと、大掛かりな設置工事が必要になり、費用がかなり高額になるというリスクが生じてしまいます。 したがって、どうしても何かの理由があって熱源を変えたいという以外は、もともと設置されていたのと同じ熱源の給湯器を選ぶことが一般的です。 給湯器の大きさは、家族の人数で選びましょう。これまで不自由していないなら、これまでと同じ号数を選択すれば問題ないです。基本的に1人暮らしなら10号または16号、2人暮らしなら20号、4人以上なら24号を選択すれば問題ありません。 あとは追い炊き機能など、備わっている機能で選択しましょう。給湯器には省エネ設定、低温出力、自動湯張り、自動たき上げなどさまざまな機能が備わっています。多機能な給湯器ほど価格は高くなりますが、その分便利に使用できます。 また、給湯器には屋外壁掛けタイプ、屋外設置タイプ、屋内壁掛けタイプ、風呂釜タイプなどの設置方法による違いもありますが、こちらもこれまでと同じタイプを選択すれば問題ありません。 あとは、どこから購入するかによって価格が変わってくるので、その点にも気をつけながらベストな選択をしてください。 |